【バリアフリー計画】マンションリノベーションのお家
京都市伏見区
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今回のマンションリノベーションの目的はバリアフリーです。
車椅子生活を想定し、玄関から室内への段差解消のためのリノベーションです。
もともとは玄関で少し上がる段差があり、さらに廊下からリビングへ入る際には少し下がるという高低差のある間取りでした。
間取りも3LDKという間取りでしたが思い切って間仕切り壁を解体しました。
玄関は以前とは違い段差のないバリアフリーな玄関へと変更しています。
間仕切り壁をほとんと撤去したため、玄関からリビングまでの廊下の幅も広く変更しています。
入ってすぐ右側にはコート掛けや雨の日のカッパをかけられるようにハンガーパイプを設置しています。
こちらの白いパイプはワンスターの現場でよく採用するのですが、IKEAの商品です。
スペースに合わせて伸縮可能で採用率の高い商品です(^^♪
玄関から入って左をみると可動棚の靴収納スペースです。
玄関土間部分から左奥の部屋へもアクセスできる回遊導線となっています。
玄関の左側からぐるっと回ると、ウォークインクローゼットとなっています。
季節ものの家電やお布団も置くことができるように、奥行きの深い可動棚を設けています。
玄関から直接ウォークインクローゼットへとアクセスできるため、コートをかけて、カバンを置いてからリビングへと入ることが可能です。
可動棚の向かい側には、枕棚とパイプハンガーを設置し、洋服はこちら側へ収納します。
こちら側の導線も、車いすでも通ることができるように、通路幅は広く確保しております。
マンションではトイレの排水の位置を変更することが自由にはできません。
もともとのトイレは廊下から少し段差が上がるような位置でした。
今回のリノベーションでトイレの段差も解消するため、排水の位置は現状配管が立ち上がっている位置を利用し、その配管に合わせた位置にトイレを設置しました。
廊下の少し上がった床下空間を通っていたトイレの電源配線と給水管は天井上を通すことで段差解消を行いました。
トイレの入り口も車いすでも簡単に出入り出来るように、ワイドタイプの引き戸を採用しました。
引手も握りバーになっており、力を入れやすい仕様になっています。
洗面台はサンワカンパニーの洗面台を採用しています。
洗面所から洗面台をリビングへと出すことで、脱衣室を広く利用できるようにします。
洗面台はリビングの一角へと移動しました。