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古民家改修から感じるリノベの魅力

公開日:2025/08/31(日) 更新日:2025/09/02(火) すべて建築士 Maya

京都の街並みは県外から来た身からすると魅力がいっぱいです。
そこらの路地に入っただけでも長屋だらけ、無くしてはいけない歴史的な風情を散歩するだけで感じることができます。

 

古民家改修に憧れを感じる人も今の時代、少なくないと思います。
偶然か、自分が何となくそういうものを求めているのか、8月に入ってから入る店入る店ほぼ古民家改修です。
京都にいるとたくさんの古民家改修のお店がありますが、中でゆっくり過ごしていると言語化の難しい何とも言えない気持ちになってきます。
自然に近づいているような溶け込めそうな感覚があってかなり好きです。

 

 

小学校の時によく遊んでいた友達のおばあちゃんの家が茅葺屋根の古民家でした。
取り壊してしまうことを聞いた時は、何ができるわけでもないのに何故かショックを受けたことを覚えています。
実家の横にある祖父母の家ももうだいぶ古くなってきています。
人が住んでいないと、換気不足や設備の劣化、害虫などによりお家の傷み方の加速度は格段に上がります。
思い出を消したくないんだろうなという自認がありつつ、家族とも相談をして近いうちにリノベができたらなと考えています。

 

リノベーションは経済的なだけでなく、「住み継ぐ」ことのできる家づくりの手段です。
「住む」という言葉の語源は「澄む」。
つまり “ 建物の中で寝起きをすると人の心が安定し、澄んだ状態になる ” ということからきています。
この「澄む(住む)」という感覚、私は古民家でこそ感じやすいのではないかと最近強く感じています。
是非この関西という最強の地域に住んでいる皆様は、古民家改修の空間に足を運んで、「澄む」という感覚とともにリノベーションの魅力も一緒に感じてみていただければと思います。


 

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