戸建てリノベーションの現場から
こんにちは。
現在、伏見地区で工事中の現場。
朝現場へ行くと、既に大工さんの作業中でした。
前回、途中だった「階段のボード貼り」は完成されており、今回は「巾木」施工に進まれていました。
階段のボード貼り
前回10/14
今回10/15
熟練の大工さんでも、技術がいるという階段のボード貼り。
通常の部屋の壁にはほとんどない傾斜部分が多いため、採寸事態にも時間を要しますね。
どの面も施工完了です!
巾木(通常の部屋)
巾木(はばき)にも様々な形状、サイズ、色、素材と、ありますが、今回は白色です。
巾木とは、壁と床の境目に取り付ける細長い板のことを指します。
どんな役目をしているかというと、主に、下記の三点があげられます。
1)壁を汚れや傷から守る
掃除機をかける際や、家具を移動させたりする際などに、壁の下方に対象物がぶつかって、壁紙や壁面が直接傷つくのを防ぎ、長期間素材を保つことに寄与します。
2)仕上がりを美しく見せる
床面と壁面の境目には、わずかな隙間ができることがあります。巾木を取り付けることでその隙間が覆い隠され、空間全体がスッキリとした印象になります。
3)掃除のしやすさ
掃除機やモップなどをひっかけることなく掃除することができます。
巾木(玄関)
玄関の巾木です。
お気づきの方、いらっしゃるでしょうか。
実は、この巾木。大工さんの技術の賜物です。一見、何のひっかかりもなくサラッと見てしまえる写真ですが、土間と立ち上がり部分がポイントです。
通常ですと、室内部分(廊下)から土間への境目にあたる上がり框(かまち)部分で、巾木が見切られますが、今回は、土間部分まで続いています。とても自然な印象ですね。
丸ノコでカット
斜めにカットするのは、こちらの丸ノコです。
角度調整を行い、あとは通常の電動のこぎりと同じく、一瞬でカットされます。
徐々に仕上がっていく現場。大工さんの仕事を見ているのは楽しいですね。
そんな大工工事も先週末で終了。
いよいよ今週からは内装工事に入ります!
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